【社員ブログ】町田リサイクル文化センター見学

2012/04/19

こんにちは。コンサルティング課の小谷です。

加藤商事では、町田リサイクル文化センターの一部をお借りして、粗大ごみ(正確には家庭系持込ごみ等)の受取り、選別を行っています。

先月からの業務スタートということで、早速どのようなことをやっているのか、調査に行ってきました!

 

現場では、リサイクルセンターのことを「えんとつ」と呼んでいます。えんとつとは、その名の通り、焼却施設の煙突のこと。

高さ100mの煙突はこの辺りで一番高い建造物であり、遠くからでもよく分かります。

 

 

写真1:町田リサイクル文化センターの概観

 

ガラスのオシャレな入口をくぐると、熱帯雨林のような木々が目の前に広がります。

これは、焼却炉の余熱を有効活用して作られた温室だそうです。室内には家庭用コンポストの機器や、焼却灰をリサイクルして作られたエコセメントのモニュメントなども展示されていました。

 

 

写真2:余熱を利用した温室で育つ木々の様子

リサイクルセンター内では、粗大ごみとして持ち込まれたものの中から、まだ使えそうなものを修理・クリーニングして、中古品として展示・販売しています。

これがなかなか質も良く、しかも安い!一度はごみになった物品たちだとは到底思えません。

 

 

写真3:センター内のリサイクルショップ

 

このセンターの中で加藤商事がどこで働いているのか、見取り図を描いてみました。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加藤商事の受け入れ施設では一日平均200~300件、多い時で、年末などは一日1000件近く受け入れを行っているそうです。

市民の方が自家用車でごみを持ってきているところです。

ここに持ち込まれるものは小型のものが多く、持込ごみの約2/3がこちらに入ってくるそうです。

以前は収集車も一般車両も同じ場所で荷卸しをしていたそうですが、事故防止のために2012年3月から、こちらの場所が一般車両専用になりました。

 

写真4:市民からの持込ごみの受け入れ場所

 

こちらが、持ち込まれた家庭ごみを分別している様子です。ひとつひとつ手作業で分別していき、資源・可燃・不燃に分けていきます。

資源も鉄・プラスチック・小型家電・蛍光灯など種類ごとに細かく分別しています。そうすることで資源物としての純度が上がり、リサイクルがしやすくなります。手間のかかる作業ですが、大変重要です。

 

写真5:受け入れごみを分別している様子 (ひとつひとつ、丁寧に作業頂いています。)

 

こちらは、粗大ごみ回収の収集車が積荷を降ろしているところです。

一旦、深さ14mのピットに集めたごみを集積した後、巨大クレーンでごみ粉砕機に投入し、処理レーンに流れていきます。

この巨大クレーンがかっこいい!目を見張る大きさに驚愕でした。

 

写真6: 収集後のパッカー車(収集したごみをピットに投入するところ)

 

現場責任者の難波さん。

現場の監督だけでなく、全作業員のスケジュール管理や作業のタイムテーブル作成なども行っています。

安全第一をモットーにお仕事をされており、小さな危険にも目を凝らし、車両通行時の声掛けなども積極的に行っておられました。

 

難波さんは私と同じ4月入社で、その意味では唯一の同期です。(笑)私も、ハキハキと現場をまとめていく難波さんの姿から見習わねばなりませんね!

5月からの現場研修が楽しみになってきました♪

(文責:コンサルティング課 小谷)