【社員ブログ】同業他社様への工場見学

2013/05/15

こんにちは!コンサルティング課の半田です。

さて、先週の5月9日(木)と10日(金)に、エルテックサービス株式会社様とジャパン・リサイクル株式会社様の工場見学に行ってまいりました。

エルテックサービス株式会社様は行政で選別された不燃ごみの搬入先であり、弊社で運搬を行っております。また、 ジャパン・リサイクル株式会社様は弊社で選別処理した容器包装プラスチックの搬入先です。

 

はじめに、9日にお伺いしたエルテックサービス株式会社様では、総合減量化・リサイクル化プラント・産業廃棄物処理業などを行っています。

焼却施設の周りには、熱を利用した温水プールなどの施設が作られることが一般的です。

しかし、 エルテックサービス株式会社様は、「廃棄物から花を咲かせます。」のキャッチフレーズにもあるように、蘭の温室栽培に力を入れています。

蘭の温室栽培には温度管理が難しく、25℃に設定されており、ビニールハウスの中は綺麗な蘭が咲き乱れていました。

DSC_0085

(写真1: 蘭の栽培中)

また、熱を使ってタービンをまわし、電気も作っており、サーマルリサイクルを用いた熱エネルギーの再利用に取り組んでおられます。

写真2は、回転炉の様子です。

DSC_0078

 (写真2: 回転炉)

 

続いて、10日にお伺いしたジャパン・リサイクル株式会社様は、廃棄物ゼロの完全リサイクル社会を目指し、「サーモセレクト方式ガス化溶融炉」を導入しています。

このシステムは日本では少なく、多種多様な廃棄物を処理することができ、発生する燃料ガスやスラグ、メタルなどを資源物として回収しています。

処理の割合としては、一般廃棄物10%、容器包装プラスチック20%、ASR20%、産業廃棄物50%程度で処理を行っています。

 

CIMG4846

 (写真3: モニター室での管理)

 

次に、弊社の工場で作った容器包装プラスチックのベールとご対面してきました。

CIMG4857

(写真4: 弊社の容器包装プラスチックのベール)

今回二か所の工場見学を経験することができ、一般家庭から排出される不燃ごみや容器包装プラスチックの流れを理解することができました。また、廃棄物処理にも様々な方法があることがわかりました。

また、これからいろいろな施設を見ることで比較し、自分の意見をしっかりと持ち、これからの仕事に役立てていきます。

今回工場見学でお世話になった、エルテックサービス株式会社様、 ジャパン・リサイクル株式会社様、誠にありがとうございました。

(文責:コンサルティング課 半田)